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 ベルギー連続テロを受け、米大統領選の共和党候補者指名争いで首位を走る実業家のトランプ氏(69)は22日、テロ容疑者に対して拷問とされる「水責め」を超える手段で尋問すべきだと主張した。

 トランプ氏はNBCテレビのインタビューで、テロの容疑者の扱いについて、「我々が法律の範囲内で対応しても彼らは法律を無視する。水責めは問題ない」と語った。

 同氏は、テロ容疑者の尋問手段で現在禁止されている水責めなどの拷問の復活を公約に掲げている。この日はさらに踏み込み、法改正が前提としながらも「容疑者から情報を得るため、水責めをはるかに超える手段をとるべきだ。我々は賢くなり毅然(きぜん)たる対応をとる必要がある」と主張した。

 トランプ氏は同日の別の番組でも「我々は、相手がだれで、どこから来るのか、用心深くなる必要がある」として、イスラム教徒に対する米国入国の一時禁止についても改めて正当性を強調した。(ワシントン=佐藤武嗣)