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 福岡県筑紫野市の山林で2008年、男性(当時42)の遺体が見つかった事件で、殺人罪などに問われた指定暴力団道仁会系元組幹部の高田真一(53)と中原義生(50)両被告に対する差し戻し後の控訴審判決が23日、福岡高裁であった。

 山口雅高裁判長は、2人に求刑通り懲役30年を言い渡した福岡地裁の差し戻し審判決を支持し、両被告の控訴を棄却した。

 判決によると、両被告は同じ組に所属していた元組員=懲役28年が確定=と共謀。07年9月、対立する組と親交があった男性を車に監禁し、福岡市東区の飲食店駐車場から筑紫野市の山林に至るまでの間に男性を射殺するなどした。

 弁護側は「事実誤認がある」などと主張していたが、控訴審判決は、元組員の供述などから両被告が射殺を指示したと認めた。