【動画】報道関係者らに公開された原発事故訓練用シミュレーター=岩下毅撮影
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 原発事故が起きた時の中央制御室の動きなどを再現できる原子力規制委員会の研修用シミュレーター施設が23日、報道陣に公開された。実践的な研修で、審査や検査にあたる職員の能力向上につなげたいという。

 施設は、15億8千万円をかけて東京都港区のビル内に2月に完成。壁全体に中央制御室の計器などを模して表示するモニターが並び、事故時に炉心や格納容器などの状態がどう推移するか表示できる端末6セットも備えた。講師役には原発の当直長経験者ら3人を採用。新年度から、主に審査や検査、緊急時対応を担う職員が異常時や事故時の状況判断などを学ぶ。

 担当者は「従来は触れる機会が少なかったが、実機に近いものを経験できる。現場感を高め、専門性を早くつけていきたい」と話した。(熊井洋美)

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