匿名のブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」をきっかけに、ツイッターなどでつながった子育て中の親や保育士など約50人が23日、国会内で集会を開いた。「保育園を増やして」「安全で安心できる保育園を」と出席した十数人の国会議員に切実な思いを訴えた。

 集会は待機児童の問題に取り組む親などが企画してツイッターなどで広がり、賛同した人が集まったという。

 東京都調布市に住む、松下由美さんは、生後11カ月の息子を抱っこして参加。各党の議員を前に、保育士の待遇改善や保育の質を上げるための予算を増やすよう訴えた。認可保育所に申し込んで全滅し、匿名のブログに共感した。「子育てを楽しむ間もなく、0歳から保育園に入れるかどうかで競争する世の中はおかしい」

 東京都品川区の櫻庭(さくらば)伸也さん(35)は保育士の労働環境の改善を訴えた。娘が生まれ、待遇のいい認可保育所を探して昨年4月に就職。残業をしたが、辞めるまで残業代が払われなかったという。今は保育とは関係ないアルバイトをしている。「保育の仕事は好きだが、労働環境が悪くて戻る気になれない」(長富由希子)