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 23日午前1時ごろ、名古屋市北区楠味鋺(くすのきあじま)4丁目の県道で、通行人から「男性が道路で寝ている」と110番通報があった。男性は顔面から出血しており、病院に搬送されたが、意識不明の重体。男性の財布がなくなっていることなどから、愛知県警は強盗殺人未遂事件とみて北署に捜査本部を設置した。現場近くの防犯カメラには事件直前、被害者を追う3人の男が映っていたといい、県警は関連を調べる。

 県警によると、男性は近所に住む40代とみられ、歩道に仰向けに倒れていた。ほおが陥没骨折しているほか、脳、肺、肝臓に外傷性の損傷があるという。

 男性のポケットにスーパーの領収書があり、22日深夜、現場から直線距離で約2・5キロ離れた愛知県春日井市のスーパーで買い物をしていたことが判明。店舗のカメラには、男性が黒っぽい二つ折りの財布を出して買い物をする姿が映っていたという。

 現場には男性が購入したとみられるカップラーメンなどの食料品が残されていた一方、店のカメラに映っていた財布は見つかっていないという。県警は何者かが男性を襲い、財布を奪ったとみている。

 通報した男性(44)によると、帰宅途中に車で通りかかった際に、人が倒れているのが見えたという。周囲には誰もおらず、車を止めて見に行った。「男性の顔は血だらけで、路上に血がたまっていたようだった」と話す。通りかかった人たちと一緒に、警察の到着を待ったが、そのうちの1人の男性は「10分前に車で通った時は気付かなかった」と話していたという。

 現場は名鉄味鋺駅から南西約0・5キロの住宅街。