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 巨人4投手の野球賭博問題や、多くの球団で行われていた選手間の金銭のやり取りの問題を受け、プロ野球のセ・パ両リーグは23日、東京都内で代表者会議を開き「12球団共同声明」を発表した。野球賭博など有害行為の再発防止、選手間の金銭授受の禁止の徹底を改めて宣言した。

 プロ野球の開幕を2日後に控え、球界の浄化に取り組む姿勢を、12球団の代表者が示した。4時間を超える会議を経て、セ・リーグの山岸均理事長(巨人取締役)、パ・リーグの関洋二理事長(西武球団専務)が並んで会見。一連の騒動について「野球ファンにご心配をおかけし、心よりおわびしたい」と謝罪した。

 野球賭博などの有害行為について、新たな報告があったかという問いに、関理事長は「事案が出てこなかったということもあり、基本的には一定の区切りがついたのでは」としながら「日本野球機構(NPB)調査委員会の調査は続いている。引き続き、様々な情報の収集に努めたい」と話した。

 12球団共同声明は、NPBのホームページに、掲載された。

 共同声明を受け、巨人は「野球賭博問題では多大なご迷惑をおかけし、改めて深くおわび申し上げます。他の球団のご協力をいただきながら、再発防止に全力を尽くす所存です」などと、コメントを発表した。(福角元伸)

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■12球団共同声明

 セントラル・リーグとパシフィック・リーグの12球団は、このたびの読売巨人軍における野球賭博問題を重く受け止め、有害行為を再び起こさないよう、球界の浄化に全力で取り組み、ファンの皆様の信頼回復に最善の努力を尽くします。

 また、高校野球のクジ引き、試合前の円陣をめぐるご祝儀などの選手相互間の金銭のやり取りに関しても、すでに禁止したところではありますが、12球団が結束して一層の徹底を図ることと致します。

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■ロッテでノックなどの金銭のやりとり

 過去にノックによる守備練習などで罰金があったことを23日に発表した。林信平球団本部長によると、試合前や練習のノックでミスをした選手が500~1千円、勝利投手やヒーローインタビューを受けるなどした選手が1千~1万円をそれぞれ拠出。遅刻や門限破りなどで集めた罰金と合わせて、選手会の納会などに使っていたという。試合前の「声出し」による金銭のやり取りがあったことは既に公表していた。

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