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 東洋ゴム工業と子会社が免震ゴムの性能データを偽装していた問題で、大阪府警は23日、東洋ゴム本社(大阪市西区)とゴムが製造された明石工場(兵庫県稲美町)、子会社の東洋ゴム化工品(東京都新宿区)など4カ所を不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で家宅捜索した。捜査関係者への取材でわかった。府警は同容疑の告発状を受理しており、押収した書類などを分析し関係者らから事情を聴く方針だ。

 捜査関係者によると、東洋ゴム化工品は2014年、枚方寝屋川消防組合(大阪府枚方市)の新本部庁舎建設のため免震ゴム19基を納入した際、性能を証明する書類に性能データが国の基準を満たしているとする虚偽の表示をした疑いがある。府警は同じ内容の告発状を受理している大阪地検特捜部とともに捜査を進める。

 東洋ゴム工業の広報担当者は取材に対し「捜索を受けたのは事実。府警の捜査には粛々と協力したい」と話した。