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 大相撲・芝田山部屋に所属していた20代の元力士が、暴行を受けて左目が失明状態になったとして、兄弟子と師匠の芝田山親方(元横綱・大乃国)、日本相撲協会に計約6900万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は24日、計約3250万円の支払いを兄弟子と芝田山親方に命じる判決を言い渡した。

 佐久間健吉裁判長は、兄弟子による暴行で失明状態になったと認定。芝田山親方自身による暴行は否定したが、部屋の管理者として「暴行に気づかなかった責任がある」と認めた。協会の責任は認めなかった。

 判決によると、日常的に元力士に暴行していた兄弟子が、2011年3~4月に素手で5~6回殴るなどしたことが原因の一つとなって、元力士は失明状態になった。

 判決後、芝田山親方は「元力士の抽象的、不合理な主張で暴行を認定したのであれば明らかに不当な判断で、即刻控訴する」との談話を出した。