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 愛知県刈谷市の自動車部品メーカー「杉山工業」が、名古屋国税局から2013年3月期までの5年間で約1億円の所得隠しを指摘されたことがわかった。申告漏れも約5千万円あり、追徴課税は重加算税を含め計約5千万円とみられる。

 関係者によると、杉山工業は、自動車部品の在庫を過少に計上したり、業績の悪い子会社に外注業務を装って「経済支援」をしたりして故意に所得を圧縮した。また、役員の生活費の一部を会社の経費につけ込んでいたほか、記載漏れや計算ミスもあったという。

 同社はすでに修正申告をし、納税したという。取材に対し、「管理が不十分で反省している」と話した。

 信用調査会社によると、杉山工業は自動車部品の金型やエアコン部品を製造し、自動車メーカーなどに納めている。売上高は15年3月期で約35億円。