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 プロ野球は25日、セ・パ両リーグが同時に開幕する。野球賭博問題や選手間での金銭のやりとりが発覚し、ファンの厳しい目が注がれる中、監督や選手は新シーズンへの意気込みを語った。昨季日本一のソフトバンクは楽天と、セ・リーグ覇者のヤクルトは巨人と対戦する。

 3年連続で巨人の開幕投手を担う菅野が、緊張した面持ちで切り出した。「巨人にとって厳しいスタートになる。勝って始まるのと負けて始まるのでは意味合いが全然違ってくる」

 チームは、野球賭博や選手間での現金授受などの問題で揺れる。加えて、主柱である阿部は右肩のけがなどで2軍スタートとなり、いない。

 開幕前日は、約3時間にわたって本拠・東京ドームでノックや打撃練習をした。そんな中、選手会長の長野や主将の坂本といった主力は、表情が硬かった。長野は「やるしかない」、坂本は「とにかく勝つために全力でプレーするだけ」と、帰り際はともに言葉少なだった。

 「暗いニュースがチームに続いている中での開幕ですが」と聞かれた高橋監督は、「始まってしまえば、我々はグラウンドで一生懸命プレーして皆さんにいいものを見せることしかできない」と語った。ファンの信頼は取り戻せるか。例年にない重苦しい雰囲気のなか、2016年シーズンが幕を開ける。(山口裕起)

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