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 スイス・ジュネーブでのシリア和平協議が24日、予定の日程を終えていったん中断した。仲介する国連のデミストゥラ・シリア担当特使は「(アサド政権と反体制派の)双方が真剣に対応した」と前向きに振り返った。早ければ4月9日ごろから再開される見通しだ。

 14日からの協議では、国連安全保障理事会のシリア和平決議の根幹である「政権移行プロセス」を巡る対立が際立った。

 米欧やサウジアラビア、トルコなどが支援する主要反体制派でつくる「最高交渉委員会」(HNC)はアサド大統領の退陣を繰り返し訴えた。対するアサド政権側は、協議の前から「(協議では)アサド大統領の地位について議論しない」とかたくなだった。デミストゥラ氏は次回の協議で、難題の「政権移行」に焦点を絞る意向だ。(松尾一郎)

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