不動産大手の森トラストは25日、伊達美和子専務(44)が社長に昇格する人事を明らかにした。森章社長(79)は代表権のある会長に就く。伊達氏は森社長の長女で、6月下旬の株主総会後に正式に決定する見通しだ。社長交代は23年ぶり。

 伊達氏は、2011年からホテル運営子会社の森トラスト・ホテルズ&リゾーツの社長も務めている。ホテル運営の経験が豊富な伊達氏を昇格させ、訪日外国人の増加をホテル事業の収益拡大につなげるねらいだ。森トラストのある幹部は「森社長は今年80歳になる。若返りにもいいタイミングだ」と話す。

 森社長は、森ビルを創業した泰吉郎氏の三男。森ビルグループから独立した森ビル開発(現森トラスト)を引き継いでいた。