神戸市の女子高校生らが28日、痴漢抑止バッジを、神戸市中央区の阪急電鉄三宮駅で無料で配った。「私たちは泣き寝入りしません」。そんなメッセージ入りだ。

 配ったのは神戸市の松蔭中学・高校と神戸山手女子高校の計15人。阪急神戸線に19日から女性専用車両が設けられたのにあわせ、兵庫県警が協力を求めた。

 バッジは、都内の女子高校生が、通学電車での痴漢被害を防ぎたい一心で母親と考案したもの。その後、公募のデザイン5種類を、募った資金で、一般社団法人「痴漢抑止活動センター」(大阪市)が製品化。今回は「抑止」の語呂合わせから494個を用意した。

 松蔭高校2年の柴垣摩耶さん(17)は「痴漢はあかんことだとバッジを通して呼びかけたい」と話した。

 兵庫県警察本部生活安全企画課は「性犯罪を許さないという機運が高まってほしい。被害者を一人でも減らせるよう社会が連携していきたい」としている。

 バッジは税別380円で、公式サイト「立ちあがれJK!―痴漢抑止バッジ―」(http://tarjk.thebase.in/別ウインドウで開きます)で販売している。