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 JR東日本の敷地内で昨年8月、不審火が相次いだ事件で、威力業務妨害などの罪に問われた野田伊佐也(いざや)被告(43)=東京都武蔵野市=に対し、東京地裁は25日、懲役4年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。

 安藤範樹裁判官は「自己の抗議表現のために、JRや利用者に多大な影響を与えた身勝手な犯行だ」と指摘。「このような暴力的行為が表現行為として許されないことは明らか」と述べ、「JRに対する正当な抗議表現で無罪だ」とする被告側の主張を退けた。

 判決によると、野田被告は東京都渋谷区や中野区など4カ所でJRの線路脇のケーブルカバーなどに火をつけ、山手線や中央線を運休させるなどした。