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 ベルギーの連続テロで検察当局は25日、空港で自爆死した2人目の実行犯は、ナジム・アシュラウィ容疑者(24)だったと発表した。現場のDNAから確認した。移民街で育ち、優等生だった同容疑者は学校から突然、姿を消し、シリアに渡っていた。

 英国風のれんがや石造りの家々が並ぶブリュッセル北東部スカルベーク地区の一角に、アシュラウィ容疑者の実家はあった。「頼りになる兄貴分で、俺たちがけんかをするのも嫌った。数年前にいなくなったが、まさかシリアに行ったなんて」。遊び仲間だったオトマンさん(16)は言う。

 捜査当局や関係者などによると、アシュラウィ容疑者は1991年5月、モロッコで5人きょうだいの長男として生まれた。幼少期にベルギーに移住し、スカルベーク地区で育った。