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 家庭のコンセントで充電できる「プラグインハイブリッド車(PHV)」の品ぞろえが充実してきた。日本ではいまひとつ販売が伸び悩んできたが、エコカーならではの乗り方の工夫をしながらPHVを楽しむユーザーも出てきている。

 PHVはまず、充電した電気で走る。電気を使い切った後も、ガソリンエンジンを動かし、ハイブリッド車(HV)として走り続けられるのが特徴だ。

 ボルボ日本法人は1月、新型車に初めてPHVを設定した。電気だけで35・4キロを走れる。価格は1千万円超で、ガソリンモデルよりも最大235万円高いが、受注全体の約2割を占めた。「ガソリン車並みの走行距離と、環境への配慮を同時に求めるニーズがある」(広報)という。

 ボルボを含む欧州7社はこれまでにPHV13車種を日本に投入。昨年の欧州製の販売台数は前年から倍増した。トヨタ自動車も「プリウスPHV」を電気だけで現行の2倍以上の60キロ超を走れるように全面改良し、今秋に売り出す。

 ただ、普及への道のりは遠そうだ。調査会社マークラインズによると、昨年の新車販売に占めるPHVの割合は1%に満たない。国内勢ではトヨタと三菱自動車が主に売るくらいで、価格もHVより割高だ。集合住宅では充電設備を新設しづらいという課題もある。

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