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 池袋駅(東京都豊島区)に直結し、地下街と駐車場を運営する「池袋ショッピングパーク」(宮本雄二社長)が井戸水の使用量をごまかし、1991年から昨年までの24年間に下水道料金計約4億1千万円の支払いを免れていた。都が25日、発表した。

 同社は今年2月に不正分の全額を都に納付。都は条例に基づき同社に約2億2千万円の過料を科し、警視庁に被害を相談する。

 都によると、同社はテナントの冷蔵庫を冷やすために井戸水を使用。井戸水をくみ上げるポンプの稼働時間を計るために都が設置した機器にブレーカーを不正にとりつけ、稼働時間を実際より短く操作していたという。24年間で実際に使用した井戸水は計約120万立方メートルだが、支払われたのは約5万立方メートル分だった。

 都に昨年6月、同社の不正を指摘する匿名のメールが届いて発覚。同社の担当者は、都の調査に「時間が経ってブレーカーを設置した経緯は不明だが、使用料を免れる以外には考えられない」と説明したという。(松沢憲司)