[PR]

 首都圏の高速道路の料金が4月1日午前0時から変わる。路線ごとに異なる料金体系を見直し、基本的に走行距離に応じた料金に統一する。首都高の料金の上限を引き上げ、迂回(うかい)ルートの圏央道や外環道の料金水準を下げる方向にすることで、首都高の渋滞を減らす狙いもある。

 首都圏の環状道路として走る圏央道と、その内側にある六つの高速道路が料金変更の対象となる。

 国土交通省によると、現状は料金体系がばらばら。普通車では、外環道はどれだけ走っても一律510円。首都高は走行距離によって5段階に料金が設定され、上限930円。圏央道や第三京浜などは1キロあたり15・7~44円が課される。

 「同じ距離で料金が違う」「短距離でも長距離と同じ料金」。道路会社には利用者から苦情が相次いだ。国交省は2012年、料金体系について有識者がつくる国土幹線道路部会に諮問。15年1月、料金体系を統一する方針を決めた。

 新料金は原則として1キロあたり36・6円の距離制を導入。首都高では下限が300円、上限が1300円となる。さらに首都高の渋滞を減らすため、同じ入り口と出口を利用する場合、圏央道を使った方が料金が安くなるように設定し、少なくとも首都高と同じ料金にする。