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 カーター米国防長官は25日、過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦を進める米軍主導の有志連合が、ナンバー2とされるハジ・イマム容疑者を殺害したと明らかにした。シリアとイラクで劣勢を強いられているISにとって、さらなる打撃となりそうだ。

 カーター氏によると、イマム容疑者は「財務相」として資金調達などを担っていたほか、海外でのテロ計画も指揮。米当局は国際テロリストとして手配し、700万ドル(約7億9千万円)の懸賞金を用意して行方を追っていた。今月、シリア領内で殺害したという。特殊部隊による急襲作戦だったとみられる。

 米軍は今月4日には、IS最高指導者のアブバクル・バグダディ容疑者側近の幹部、アブオマル・シシャニ容疑者を殺害したとしており、カーター氏は「IS壊滅に向けた軍事作戦を加速させる」と語った。(ワシントン=峯村健司)