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 大分県中津市の私立東九州龍谷高校を運営する扇城(せんじょう)学園(同市)が、定期試験の問題を漏洩(ろうえい)した疑いがあるとして、50代の男性教諭を出勤停止にしていたことが同校への取材でわかった。同学園は第三者委員会を立ち上げて調べている。

 同校によると、教諭は約20年前から自宅で塾を営み、数人の中高生に数学を教えていた。同校では数学を担当し、クラスの定期試験の問題を作成。塾生には担当クラスの生徒もいたという。

 生徒たちの間に、塾を通じた定期試験の問題漏洩のうわさが広まったことから、学校側が教諭に事情を聴いたところ、「試験に出すとは言っていないが、(塾で)同じ問題で教えたことはある。漏洩の意図はなかった」と説明したという。出勤停止は25日から。

 同学園は、弁護士ら6人による第三者委を設け、詳しい経緯を調べた上で、出勤停止とは別に正式な処分を検討する。同学園は職員の副業を禁止していない。(占部正彦)