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 福岡市西区の路上で2月、予備校生の北川ひかるさん(19)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された同じ予備校に通っていた少年(19)について、福岡地検が週明けにも、精神状態を調べるため鑑定留置をすることが捜査関係者への取材で分かった。刑事責任能力について慎重に調べる必要があると判断した。

 捜査関係者によると、少年は逮捕後の調べに、「北川さんに交際を断られたことなどで恨みがあった」と容疑を認めている。取り調べには落ち着いて応じているものの、殺意を抱いた経緯やきっかけなど、さらに解明が必要な部分もあるという。裁判所の許可を得て、週明けから3カ月かけて専門家が精神状態や育成環境、刑事責任能力の有無について調べる。

 また県警は26日、少年を現場や自首した交番付近に立ち会わせ、当時の行動などを確認した。(井上怜)