[PR]

 東日本大震災の津波で児童ら84人が犠牲になった宮城県石巻市の大川小学校旧校舎について、市は26日、震災遺構として保存すると発表した。防災教育や慰霊・追悼を行う大切な場所と位置づけ、「語り部」らと連携して教訓を伝えていくという。

 会見した亀山紘(ひろし)市長によると、津波で被災した2階建ての校舎は、現在の姿のまま保存。校舎の前で語り部をする遺族やボランティア団体の活動をサポートし、防災教育を進める。

 校舎周辺は、慰霊・追悼の場所として公園にする。解体を望む遺族や住民も少なくないため、植栽で外から見えにくくするなどの配慮をする。校舎内部を公開するかどうかや、公園のあり方については、地元住民でつくる協議会と話し合って決めていくという。(茂木克信)