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 ベルギーの連続テロで、検察当局は26日、24日にブリュッセルで拘束した「ファイサル・C」容疑者をテロ行為、テロ殺人の容疑で逮捕したと発表した。地元メディアは、この容疑者が空港の監視カメラに映った3人のうち逃走中だった男で、名前はファイサル・シェフだと報じている。政府の発表によると、事件の死傷者数が約300人から約370人に膨らんだ。

 治安当局は事件後、ブリュッセルなどで大規模な捜索を続けている。ファイサル容疑者は、24日に拘束されて取り調べを受け、25日に逮捕されたという。

 検察はファイサル容疑者が空港と地下鉄のどちらの犯行にかかわったかは明らかにしていない。また自宅の捜索では武器や爆発物は見つからなかったという。

 地元メディアは、空港の監視カメラの映像で、白っぽいジャケットに帽子をかぶり、荷物をつんだカートを押す姿が映っていたのがファイサル容疑者だと伝えている。フリージャーナリストだとの報道もある。

 一方、地下鉄で自爆したとされる容疑者と一緒に、券売機のそばで監視カメラに映っていた男の行方は分かっていない。ファイサル容疑者の可能性もあるが、依然として不明だ。

 これまでの検察の発表では、指紋の鑑定などを元に、空港で自爆したのはイブラヒム・バクラウィ容疑者(29)、ナジム・アシュラウィ容疑者(24)。地下鉄で自爆したのはイブラヒム容疑者の弟のハリド容疑者(27)だったと特定している。