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(27日、選抜高校野球 秀岳館16―0南陽工)

■秀岳館・宮平保汰二塁手

 守備には自信がある。そこを買われて、甲子園で初先発。打撃については鍛治舎監督から「何も求めてない」と言われるくらいだから、楽に打席に立てた。一回2死満塁から右前2点適時打、三回には先頭打者として中越え二塁打。「自分でもちょっとびっくり。練習でも当たっていなかったので」。168センチがいずれも高めの直球を振り切った。

 正二塁手の堀江が登板する時が出場のチャンスだ。1回戦は後輩の半情(はんじょう)が先発し、出番がなく「悔しかった」。打棒が振るっても堀江が降板すれば二塁を明け渡す。公式戦でフル出場したことはない。「いつかはポジションを奪いたい」。寮の屋上などでたったひとり素振りに集中する日々だ。

 那覇市出身。この冬、初めて見る雪に「テンションあがりました」と雪合戦を楽しんだ。グラブには「なんくるないさ」の刺繡(ししゅう)。得意の守備だけでなく打撃もなんとかなって、監督に「うれしい誤算」と言わしめた。(堀川貴弘)

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