【動画】八尾空港で現場検証する捜査員ら=遠藤真梨撮影
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 大阪府八尾(やお)市の八尾空港で小型飛行機が墜落し、4人が死亡した事故で、事故機の前方の損傷が特に激しいことが27日の府警の現場検証と国の運輸安全委員会の航空事故調査官の調査でわかった。府警などは、事故機が着陸をやり直した際に失速し、機首から急角度で落ちた可能性があるとみている。所有者のほかに府内の航空関係会社で操縦の訓練中の男性3人が乗っていたという情報があり、府警が身元を調べている。

 航空事故調査官が27日、機体を調べたところ、プロペラが後ろに曲がり、一部が脱落していた▽主翼が蛇腹状にゆがんでいた▽客室内が焼損し、計器が脱落していた――などの状況が判明。福田公爾(こうじ)・主管調査官は「かなり急な角度で前から墜落したとみられる」と話した。主翼は右側の損傷が特に激しく、右に傾いて墜落した可能性がある。

 国土交通省によると事故機は「着陸をやり直す」と管制官に連絡した後に再上昇し、高さ20メートルほどまで上がった直後に墜落した。一般的に、機体が急激に上に向き過ぎると失速するため、府警や運輸安全委は今後、機体の当時の状況についてさらに詳しく調べる。

 府警や国交省によると事故機の…

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