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■スコアの余白

 西武は開幕カードを2勝1敗で終え、好スタートを切った。秋山、中村ら主力が変わらぬ存在感を放つ中、1軍定着を目指す坂田、山川、外崎の3人も負けじと話題を呼んでいる。

 3人には共通点がある。競争に勝ち、初めて開幕戦の先発に名を連ねたこと。そして背番号が「ぞろ目」という点だ。右翼手の坂田は「88」、一塁手の山川は「33」、遊撃手の外崎は「44」。不思議な展開に、田辺監督は得意のダジャレを交えながら「あの3人は背番号がぞろ目でそろっているんだよな。『ゾロメーズ』。頑張ってもらいたいね」とエールを送る。

 指揮官が「トリオ」くくりで認識し始めたのは、3月6日、広島とのオープン戦だった。相手先発の黒田を攻略したこの試合でそろって活躍し、田辺監督は「背番号がぞろ目の選手(坂田、山川、外崎)が良かった。あの選手たちが出てくるとチームとしての厚みが増す」と喜んでいた。

 3試合を終え、山川にまだ初安打は生まれていないが、坂田は2安打2打点、外崎は2安打2四球。指揮官は「しばらく我慢して使う」と、さらなる成長を見届ける腹づもりでいる。

 秋山が「55」、エースの岸は「11」、メヒアは「99」と、思えば主力にもぞろ目が多かった西武。今年は、彼らが優勝のカギを握っているかもしれない。

 プロ2年目の外崎は言う。「ここからが本当の戦い。できることを当たり前にやっていきたい」。(遠田寛生)

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