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 ベルギーの連続テロで、同国保健省は28日、入院していた負傷者が亡くなり、死者が35人になったと発表した(自爆犯3人を含まず)。約370人の死傷者を出した惨事から29日で1週間。昨秋のパリ同時多発テロとつながる容疑者らのネットワークは、国境を越えて広がっていることが分かった。難民やイスラム教徒の住民は、差別や偏見を恐れる。

■テロの闇、欧州各地に

 これまでの捜査で、ベルギーとパリの事件のつながりがはっきりしてきた。

 ベルギーの事件では、自爆したとされる3人を当局が特定した。

 空港での自爆が、イブラヒム・バクラウィ(29)、ナジム・アシュラウィ(24)の両容疑者。それぞれ、シリアに渡ろうとしてトルコから送還されたり、パリ同時多発テロのサラ・アブデスラム容疑者(26)とオーストリアとハンガリーの国境付近で行動をともにしたりしていた。

 地下鉄駅での自爆はイブラヒム容疑者の弟、ハリド容疑者(27)。彼はアブデスラム容疑者が潜伏したブリュッセルのアパートを偽名で借りていたという。

 ただし空港の監視カメラが捉えた、白っぽい上着に帽子の男の正体は不明だ。

 地元メディアはこの男を「ファイサル・シェフ容疑者だ」と報じてきたが、捜査当局は28日、2日前にテロ殺人などの容疑で逮捕した「ファイサル・C」容疑者を嫌疑不十分で釈放したと発表した。また空港の監視カメラの新たな映像を公開して、改めて情報提供を呼びかけた。地下鉄でも、もう1人の姿がカメラに残っている。

 捜査では、彼らのネットワーク…

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