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 地上との通信ができなくなっているX線天文衛星「ひとみ」について宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日、引き続き衛星からの電波を確認できない状態が続いていると発表した。米国防総省の戦略軍統合宇宙運用センターが、衛星が複数の物体に分かれている可能性があるとの情報を公表しており、異常との関係を確認している。

 米国防総省の情報はツイッターで公表され、日本時間26日午後5時20分の時点で衛星の付近に五つの物体があるとした。JAXAによると、これ以降、27日未明まで2回にわたり衛星からの電波が3~4分受信できたという。ただ、通信できない状態は28日午前11時現在も続いている。

 宇宙開発に詳しい的川泰宣・JAXA名誉教授は衛星周囲の物体について「出どころがしっかりしているだけに、深刻な情報だ。衛星の破片なのか、外からぶつかってきた物なのかは現時点では分からない」と話している。

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