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 福島県天栄村に住む添田マツさん(87)が27日に投開票された村議選(定数10)に初めて立候補した。結果は落選だったが、「百票以上いただき満足。また挑戦したい」とほほ笑む。数え年なら米寿になるおばあちゃんが立候補を決意した思いとは――。

 無所属の添田さんは12人が立候補した中で最下位だった。136票を獲得したが、当選まで93票足りなかった。全国町村議会議長会によれば、昨年7月時点の現役の町村議で、初当選時の年齢が添田さんを超える人はいない(繰り上げ補充を除く)という。

 添田さんは1928(昭和3)年、いまの天栄村で生まれた。学校を卒業後、14歳で上京、理髪店で修業した。敗戦後、帰郷し、結婚、52年10月から昨年10月までの63年間、自宅で理髪店を営んだ。

 一方、村の婦人赤十字奉仕団委員長を82年から21年間務め、高齢者施設の慰問や災害時の炊き出し訓練に携わった。婦人団体連絡協議会会長や区長も務めた。昨年秋の村の元気祭では、ゲストの八代亜紀さんの前で八代さんの歌を披露するなど「マッちゃん」は目立つことも大好きだ。

 新聞を熟読するのが日課で、政…

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