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 北海道庁で1976年に消火器爆弾が爆発して2人が死亡、95人が重軽傷を負った事件で、殺人罪などで死刑が確定した大森勝久死刑囚(66)=札幌拘置支所在監=の第2次再審請求に対し、札幌地裁(田尻克已裁判長)は28日、請求を棄却する決定をした。弁護団は札幌高裁に即時抗告する方針。

 弁護団は、証拠の一つとされた時限爆破装置の部品のネジについて、複数回実施された捜査機関の測定に誤差があることから、「ネジの捏造(ねつぞう)やすり替えがあった疑いがある」とする鑑定書などを新たに提出した。

 今回の決定は、測定器は同一ではないため、「誤差が生じ得る」などとして、確定判決に合理的な疑いを生じさせるものではないと判断した。