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 コンビニ大手ローソンは28日、玉塚元一社長(53)が会長兼最高経営責任者(CEO)に、三菱商事出身の竹増貞信副社長(46)が社長兼最高執行責任者(COO)に就く人事を発表した。6月1日付。玉塚氏は2014年5月の社長就任から2年ほどだが、竹増氏の昇格で大株主の三菱商事との連携を強める。

 竹増氏は14年5月にローソン副社長に転じた。三菱商事との関係を生かして生産や調達力の強化、物流改革などを進めてきた。新体制でも玉塚氏が主に国内のコンビニ、竹増氏が海外や関連事業を担う役割は変わらない。CEOは玉塚氏の社長就任時になくしたが、玉塚氏が会長になっても経営責任を持ち続けるため復活させた。

 記者会見で竹増氏は「中国など海外事業を収益に貢献できるものにしたい」。玉塚氏は「非資源分野の強化を打ち出した三菱商事出身者を社長にすることで、(ローソンの)事業に巻き込みたい」と述べた。

 コンビニ業界は再編が進み、9月にファミリーマートと、サークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスが経営統合する。ローソンは店舗数で2位から3位になるが、玉塚氏は「総力戦で勝ち残りたい」と語った。(西尾邦明、奥田貫)

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