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 貴乃花親方の理事長就任はならなかった。国技館内で報道陣の取材に応じ、「肩の荷が下りた。支えてくれる仲間がいるのでそう考えると無念でもあるが、決着がついた。与えられた役割を全うするだけ。理事職だが本分は弟子を育てることで、日本出身の横綱大関を一人でも多く輩出することに集中したい」などと神妙な面持ちで語った。

 まだ43歳の若さ。北の湖理事長時代に協会ナンバー3にあたる総合企画部長として、初めて協会本部勤務の執行部に入った。春場所前に行われた貴乃花一門の後援会パーティーには頭を丸刈りにして現れ、「だれが理事長になっても、礼節に始まり礼節に終わる日本の伝統文化をなくしてはならない」などと話していた。