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 野球の楽しさを知ってもらおうと、島根県高校野球連盟は29日、県立邇摩高校(大田市仁摩町仁万)で、保育園児を対象にした野球教室を開いた。

 日本高野連によると、高野連主催で幼児向けの野球教室が開かれるのは全国初という。県高野連の萬治正専務理事は「どのスポーツを始めるか決める前の子どもに野球をアピールしたい。島根がモデルケースになれば」と意気込む。

 近くの仁摩保育所の5~6歳の園児23人が参加。野球部員16人と一緒に、準備体操やウレタンボールを使った捕球、打撃練習をした後、2チームに分かれてミニゲームを楽しんだ。

 総合学科で多様な学びに力を入れる同校では、全員が保育実習を経験。部員の中には、生活系列で保育を学ぶ生徒もいる。目線を合わせてわかりやすい言葉で話しかけるなど、慣れた様子で園児たちをリードした。

 捕球練習を楽しんだ川舗響己君(6)は「おうちでもお父さんとキャッチボールをしたい」。野球部の田中良汰主将(3年)は「やるのが当たり前になっていた野球を楽しむのを思い出した。野球をする子が増えるといいな」と笑顔で振り返った。(富岡万葉)