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 通信不能の状態が続くX線天文衛星「ひとみ」が日本上空付近を通過する様子を、倉敷科学センター(岡山県倉敷市)学芸員の三島和久さんが28日夜、撮影した。衛星の軌跡の明るさが7秒間隔で周期的に変化しており、「衛星が回転している可能性がある」と指摘している。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、ひとみは26日午後4時40分ごろから通信できない状態となっている。高度約575キロの軌道を約96分で周回するよう設計されている。27日の記者会見では、姿勢を制御できないまま飛び続ければ、その形状から自然に回転を始めると説明していた。

 三島さんは、同センターの反射望遠鏡を使い28日午後8時20分、上空を通過するひとみを撮影し、計10秒間の軌跡を合成した。双眼鏡による観測でも7秒間隔で明るさが変化していた。軌道上に分解した破片がないか確認したが見えなかったという。

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