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 韓国軍合同参謀本部は29日、北朝鮮が同日午後5時40分ごろ、東部の元山(ウォンサン)付近から北東方向に短距離の発射体1発を発射したと発表した。新型の300ミリロケット砲とみられる。約200キロ飛行しており、内陸部に落下した模様だ。

 元山からソウルまでは同程度の距離で、韓国の首都圏を狙った軍事演習とみられる。北朝鮮軍部隊は26日、韓国政府への「最終通告状」を発表し、「長距離砲兵隊の集中火力攻撃圏内に青瓦台(韓国大統領府)と反動統治機関が入っている」などと威嚇していた。

 韓国の軍事専門家の一人は、「被害が出る可能性がある陸上への落下を想定した訓練で、兵器の信頼性に自信を持っている証拠だ」と語った。

 一方、今週はワシントンで、日米中韓などの首脳が出席する核保安サミットも開かれる。朝鮮中央通信が28日、「米国はサミットを対朝鮮制裁強化のための圧力手段に悪用している」と報じるなど、対決姿勢を更に強めている。(ソウル=牧野愛博)

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