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 介護職員の賃金を上げるための新たな加算金を得た事業所で、平均月給が1万3170円増えたことがわかった。一定の効果は確認されたが、全産業の平均賃金とはまだ開きがある。厚生労働省が30日公表した。

 安倍政権は「介護離職ゼロ」を掲げるが、実現には介護職員不足の解消が欠かせない。人手不足は、低い待遇が要因とされている。

 2014年の介護職員の平均月給は約22万円(賞与を含めない)で、全産業平均より11万円ほど低い。政府は昨年4月の介護報酬改定で、月1万2千円相当の賃金アップにつなげる加算金を新たに設けた。

 調査は昨年10月に1万560事業所を対象に実施。昨年9月の賃金と14年9月からの増加額を聞いた。有効回答率は72・7%。