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 智弁学園の右腕エース村上を、好調な高松商打線が攻略できるか。

 村上は計36回を投げ、自責点1。ただ、疲れが心配だ。準決勝の後半、失点はなかったものの制球力、直球の勢いがやや落ちた。高松商は全33得点のうち16点を七回以降に挙げている。機動力を絡め、好右腕をたびたび崩している。

 高松商のエース浦は準決勝で強打の秀岳館打線を相手に快投を見せたものの、好不調の波がある。智弁学園は好機を確実にものにし、早い段階で村上を援護したい。大橋、青木ら下位打線に当たりが出てきているのは好材料だ。

 総合力では高松商に分がある。ただ、準決勝を逆転サヨナラで制した智弁学園の勢いはあなどれない。(鈴木健輔)

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 小坂監督(智) 「高松商は明治神宮大会を優勝していて、まとまりがある。うちと似たチームだと思う。勝ちたい気持ちが強い方が勝つ。あすも(エースの)村上を信じて戦う」

 長尾監督(高) 「智弁学園は投打のバランスが一番いいと思っていた。総力戦になる。決勝ではなく五つ目の試合という意識で、一つずつアウトを取って粘り強く戦いたい」

■奈良勢と香川勢の決勝は初

 奈良勢の決勝進出は、第69回大会(1997年)で天理が中京大中京(愛知)を破って初優勝した1度。香川勢は5度決勝に進み、3度優勝。最近は第67回大会(95年)の観音寺中央の初出場優勝。