教科書会社が主催する会議に参加し、検定中の教科書を見て謝礼を受け取ったとして、愛知県教育委員会は30日、教職員69人を戒告や訓告などの処分とし、発表した。

 懲戒にあたる戒告となったのは、豊川市立小の男性校長(60)と一宮市立小の男性校長(60)。豊川市の校長は2013~14年、東京書籍や光村図書が主催する会議に参加し、検定中の教科書の内容を見て謝礼として現金2万円と1万円分の図書カードを受け取った。一宮市の校長は14年、東京書籍から現金1万円を受け取った。2人は、14年度の教科書採択地区協議会の委員や研究部長を務めた。

 県教委は教科書会社との関係について注意点を示したガイドラインを作り、「再発防止に努める」としている。