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 20年前の夏、堺市の学校給食が原因で9千人以上が被害者になったO(オー)157による集団食中毒の後遺症で昨秋、25歳の女性が亡くなった。成人した今も、通院や治療を余儀なくされる元児童もいる。被害者の家族は、不安を口にした。

 被害児童の親を中心にした「安全な給食を求める親の会」の代表を務めた、堺市南区の主婦、山中優子さん(60)は「こんなことがあると思わなかったので、ものすごくショックです」と話した。

 亡くなった女性は1996年の発生当時は小学1年生だった。小学1年と2年だった山中さんの娘も腹痛などの症状を訴えた。山中さんは当時、市に対して症状が出た児童の経過観察が重要だと訴えた。それでも約20年が経過し、新たな犠牲者が出ることは予想できなかったという。

 O157などの腸管出血性大腸…

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