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 愛知県一宮市にある障害者の就労支援施設「コスモス」で2008~11年、障害者が働いて得た収益の約2200万円を男性職員が着服し、障害者らへの賃金が一時的に減っていたことがわかった。問題発覚後、施設側は職員を解雇し、着服金を全額立て替えて障害者らに未払い分を支払ったという。

 施設を運営する社会福祉法人「コスモス福祉会」(山田祥男理事長)などによると、「コスモス」は障害者の生活介護や就労支援を行う障害福祉サービス事業所。活動の柱の一つが資源ごみのリサイクル事業で、家庭や業者から回収した空き缶やペットボトルなどを選別して圧縮、リサイクル業者に持ち込んで収益を上げている。

 施設には約40人の障害者が通っており、ラベルをはがすなどの作業や、機械の操作を担当している。売却益の十数%は障害者の賃金に充てているという。

 着服したとされるのは生活支援員の男性職員で、定期的に集まった空き缶などを業者に運び出し、受け取った現金を施設に渡す担当をしていた。ところが、2業者から得た空き缶の代金の一部を施設に隠し、私的に流用していた。着服は08年8月~11年10月の間で約130回に上り、1回当たり平均20万円弱だったという。

 11年秋ごろ、職員が自己申告して発覚。施設側は県や県警に相談する一方、職員を解雇した。また、山田理事長名の文書で障害者やその家族、法人職員らに報告し、「この事実を重く受け止め、法人としての責任を最後まで果たす所存です」などと謝罪した。

 障害者に本来支払われるはずだ…

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