宮内庁は15日、熊本県などでの地震被害を受け、天皇、皇后両陛下が同日予定していた静岡県訪問を取りやめたと発表した。宮内庁によると、現場の状況が不明確な中、両陛下は皇居で状況を見守る必要があるとの考えを示したという。さらに両陛下は同日、河相周夫侍従長を通じ、熊本県の蒲島郁夫知事に犠牲者への追悼や被災者へのお見舞い、災害対策に従事する関係者へのねぎらいのお気持ちを伝えたという。

 両陛下はこの日、「第18回日本・スペイン・シンポジウム」の一環で静岡市で開かれるフラメンコの舞台劇を鑑賞する予定だった。宮内庁によると、両陛下は河相侍従長を通じ、静岡県の川勝平太知事に「誠に心苦しいことであるが、今回の訪問、行事の準備に当たってきた関係者、参拝予定であった神社、演技の関係者にも知事からその旨よろしくお伝えいただきたい」などとするお気持ちを伝えたという。