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 第74期将棋名人戦七番勝負は、28歳の挑戦者が第一人者を圧倒し、新時代の風を感じさせるシリーズとなった。将棋のタイトル戦は世代交代が進むのか、「羽生世代」が踏ん張るのか。

 「負けました」

 羽生善治名人(45)が投了すると、控室のモニター越しに聞いた報道陣が対局室になだれ込んだ。20代としては16年ぶりに名人となった挑戦者の佐藤天彦八段は落ち着いた表情で、斜め上に視線を向けて考え込んでいた。

 佐藤にとって名人戦は初の七番勝負(計7局のうち4勝すれば勝ち)。第1局は惜敗、第2局も苦しい戦いだったが、敗色濃厚の局面から粘って逆転勝ちした。第3局以降は「横歩取り」と呼ばれる得意の戦法に持ち込み、第一人者を相手に主導権を握った。

 佐藤の近年の活躍は目覚ましい。昨年は王座戦でタイトル戦初登場。名人奪取の白星で通算勝率も7割を超えた。初めてとなる2日制でも、将棋界最長の9時間の持ち時間をじっくり使い、羽生の狙いに的確に対処する場面が目立った。

 佐藤は「昨年、注目度の高いA…

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