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 米検索最大手グーグルは18日、カリフォルニア州マウンテンビューで開発者向けのイベントを開き、人工知能(AI)の技術で、人間が話しかける内容を理解して対応するスピーカー型の端末や、新しいメッセージアプリなどを発表した。

 スピーカー型端末「グーグルホーム」は丸い筒のような形で、話しかけると検索結果などをスピーカーから音声で返してくれる。レストランの予約や飛行機のチケットの購入、音楽再生、家電の操作なども可能だ。グーグルホームは年内に発売予定で、価格などは未定。

 新しいメッセージアプリ「アロー」も、人の言葉を理解し、複数の人とチャットをしているときでも、「近くのイタリア料理の店を探して」などと言えば、調べて表示する。画像認識の機能もあり、話しかけて写真を呼び出すこともできる。1対1のビデオ通話のアプリ「デュオ」も発表。いずれも今夏から利用できる。

 仮想現実(VR)の端末向けプラットフォーム「デイドリーム」も発表。ゴーグル型のVR端末や対応するスマートフォン、専用アプリなどを動かすソフトの土台となるもので、今後、デイドリームを使ったVR端末やアプリの開発が広がるとみられる。

 今回の発表の中心は、AIの機能だ。人の話す言葉を理解し、その人の過去の検索や前後の文脈から判断できるのも特徴だ。画像認識の技術も進み、写真に写っている犬の種類や、一つの料理に入った複数の食材なども認識できるようになった。今後は音声認識と画像認識の組み合わせも広がりそうだ。(サンフランシスコ=宮地ゆう

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