[PR]

 「無料で廃品回収する」と宣伝する業者に依頼したところ、高額な料金を請求された、といった相談が相次いでいると、国民生活センターが注意を呼びかけている。

 全国の消費生活センターなどに寄せられた廃品回収に関する相談は2015年度に1351件あり、同年度までの過去5年間で約7500件にのぼる。近畿地方の60代女性は「無料」と宣伝しながらトラックで巡回していた業者に回収を依頼したところ、トラックに不用品を積み終えた直後に6万円を請求された。「回収は無料だが、積み込み料金は発生する」と、しつこく請求され、3千円を支払ったという。

 他にも、投げ込みチラシや電話勧誘をきっかけに業者に依頼し、安く回収すると説明されたのに、高額請求されたり、支払うまで自宅に居座られたりするケースもあった。

 国民生活センターは「廃品回収業者の中には一般廃棄物の収集・運搬の許可を受けていない業者もおり、安易に依頼することは避けてほしい」と話す。(毛利光輝)