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 大津市の空き町家が、外国人観光客向けのゲストハウスに生まれ変わる。事業を進める設計会社「湖北設計」(米原市)が、発表した。来春の完成を目指すという。

 町家は同市長等3丁目の木造2階建て。延べ床面積約246平方メートルで、昭和初期の建築とみられる。いつから人が住んでいないかは不明で、戦前は米問屋として使われていたと伝わる。

 空き町家を売りたい人と活用したい人のマッチングを進める「大津百町・町家じょうほうかん」の仲介で4月に同社が購入。商店街やまちなかで、訪日外国人旅行客に対応する国の補助事業に採択され、工事費などの3分の2を国が負担する。8月から改築し始める。

 改築後は和洋室計6部屋。定員20人で朝食付き1泊3500~6500円。英語を話せるスタッフが常駐するなど、外国人向けサービスを充実させる。中庭と奥庭にはさまれた16畳ほどの客室を使って、お茶会や着付け教室などを開くことも検討しているという。同社の世一康博さん(38)は「訪れた人に大津に長く滞在してもらい、地域を盛り上げたい」と話した。(奥令)