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 中国の映画界に、自由な表現を求めて政府の検閲を通さずに制作される「独立電影(映画)」と呼ばれるジャンルがある。中国社会の現実を鋭く描いた作品も多く、国内各地で専門の映画祭も開かれていたが、当局は中止に追い込むなど警戒を強めている。

 4月9日、北京市郊外の非営利団体「栗憲庭電影基金」のホールに20人ほどが集まった。上映されたのは、中国で1957年に始まった知識人弾圧「反右派闘争」をテーマにした「癡(チー)」。右派と認定されて20年以上も矯正施設に収容された男性へのインタビューと、証言に基づく再現ドラマで構成されている。

 共産党との内戦で敗れた国民党の幹部だった父親がいたことで当局にマークされ、ささいな言動がもとで逮捕されて妻子と生き別れに……。男性のそんな悲劇を描いたのは四川省出身の邱炯炯監督(39)。男性に関する書物を読んで衝撃を受け、撮影を決めた。邱監督は「同じことを繰り返さないよう、実際に起こったことを伝えたかった」と話す。

 作品はスイスのロカルノ国際映画祭など外国でも上映されたが、中国では公開できない。映画産業を管理する国家新聞出版広電総局の検閲を受けていないためだ。

 中国では検閲を通さず、小規模…

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