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 原爆と原発は何が違うんだろう――。そんな疑問を胸に長崎市の「被爆3世」の若者が、原発事故の影響を受けた地域や、建設中の核燃料再処理工場がある土地などを歩いた。その様子を伝えるドキュメンタリー映画「アトムとピース~瑠衣子 長崎の祈り~」が18日から東京都渋谷区で上映される。

 原発事故で住民の避難が続く福島県浪江町、使用済み核燃料の再処理施設を建設中の青森県六ケ所村、大間原発を建設中の同県大間町。長崎市の小学校非常勤講師、松永瑠衣子さん(24)が旅して回り、人と出会う。故郷を離れざるを得なかった人を思って悲しみ、核燃料の再処理について学び、長崎原爆と比べものにならないほどのプルトニウムが国内にあることを知り、怒りを感じる。

 松永さんの目線を通し、映画が問うのは「原子力の平和利用」の功罪だ。広島、長崎に原爆が落とされた第2次大戦後、「アトムズ・フォー・ピース」の言葉のもとで、原子力発電が進められた。映画では、原発事故や原子力政策にかかわった国内外の関係者や専門家へのインタビューも織り交ぜ、平和利用の歴史や現状をひもとく。映画のタイトルは「アトムズ・フォー・ピース」を元にした。

 監督で元NHKディレクターの…

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