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 統合失調症治療薬「ゼプリオン」を使用していた85人が死亡していたと、NPO法人「地域精神保健福祉機構」が21日、発表した。2013年11月の発売から今年2月までの国への副作用報告を分析したという。因果関係は不明で、使用患者の全例調査をすべきだと厚生労働省に求めた。

 この薬はヤンセンファーマ(東京都)が製造販売する注射薬。85人の死因は不明が最も多く、心疾患、自殺、誤嚥(ごえん)・窒息が続いた。

 同社は「指摘は真摯(しんし)に受け止めるが、薬は安全かつ有効だと考えている。適正な使用が広がるよう情報提供を続けたい」としている。現在の使用者は約1万2千人。

 厚労省は「適正使用が続くよう啓発を続ける」としている。同薬は投与が1カ月に1度でよく、利用しやすい薬と知られているという。