[PR]

■もなかアイス(バニラほか全6種)(税別300円)

 飛驒は寒さ厳しい気候から、味噌(みそ)や漬物を焼いて温める、独自の食文化が発達しています。でも、まさかアイスまで焼くとは! “熱したオーブントースターで20秒” 飛驒の「もなかアイス」に書かれていました。

 この斬新な食べ方を提案しているのは、地域の学校給食や地元スーパーではおなじみの牧成舎。明治時代、牧田源兵衛さんが子牛3頭から始め、その後、古川町の現在地に移転。5代目のいま、全国のグルメが注目するこだわりの乳業メーカーとして知られ、アイスも現社長・牧田礼子さんが開発しました。

 昔、余った生乳は濃縮し、練乳などを製造したそうです。この濃縮技術を生かし、濃さも栄養も美味(おい)しさも2倍の濃縮乳を原料に、先代が目指した「毎日食べたくなるアイス」を完成させ、美味しいと評判に。さらに「飛驒らしい和のアイスを」と、自社で焼いた香ばしい「もなか」に自慢のアイスを詰めました。ところが、砂糖少なめでキメ細かいアイスゆえ、お客様から「硬い!」との声が。

 そこで考案された「焼きもなか」。パリッパリのもなかと、とろ~りとしたアイスを楽しめると大好評。牧田一族の牛乳への情熱も5代分、ギュッと濃縮されている逸品です。

■採取地

フレッシュフーズ駿河屋 古川店(岐阜・飛驒)

0577・73・6878

■デジタル余話

 小規模ながら自社の「鮎の瀬牧場」で、ジャージー牛を育てている牧成舎。連絡をとった日、牛の出産直後で社長もてんやわんや。牧場は10人以上の団体ならば予約のうえ見学可能で、アイスづくりなどの体験(有料)をさせてもらえるそうなので、運がよければ、生まれた子牛に会えるかもしれませんよ。

     ◇

菅原佳己(すがわらよしみ) スーパーマーケット研究家。著書に「日本全国ご当地スーパー掘り出しの逸品」など。

こんなニュースも