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 7月14日告示の東京都知事選に、自民党衆院議員の小池百合子元防衛相(63)=衆院東京10区=が29日、立候補する意向を表明した。所属する都連の了承を得ない行動に党内からは非難と戸惑いの声が相次ぐ。一方、都連の石原伸晃会長はこの日、擁立を検討する前総務事務次官の桜井俊氏(62)と会談。期限が迫るなか、説得を続ける構えだ。

■小池氏「求められるのはビジョン」

 「崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」。小池氏は急きょ開いた記者会見で、都知事選への意欲を強調した。

 自民が支援した猪瀬直樹氏と舛添要一氏が続けて「政治とカネ」の問題で辞職。自民は今回、カネの問題が追及される可能性が低い「国会議員以外」を前提に候補者選定を進めていたが、小池氏は「圧倒的多数の国会議員がルールにのっとっている」「首都東京に必要なのは、もう1人行政官を増やすことではない。いま求められるのはビジョンやパッションだ」と強調した。

 会見では地元の有権者らから要請を受けて立候補の意思を固めたと説明。だが「あくまで自民党議員として」と繰り返し、離党は否定した。自民の支持が得られない場合の対応は「これから流れを見極めたい」と述べるにとどめ、今後党からの支援を得ることへの期待もにじませた。

 4年後の東京五輪・パラリンピックの開催時期と次の都知事選が重ならないよう、任期を3年半にする案も示した。

 小池氏はニュースキャスターを経て政界へ。環境相だった2005年にはクールビズを導入。07年には女性初の防衛相も務めた経歴もあり、都連内でも一時、候補者として名前が挙がっていた。

■官邸幹部「支援は150%ない」

 「びっくりした」「暴走だ」「大迷惑」

 小池氏の突然の会見に、自民党内からは驚きと非難の声が噴出した。

 都連執行部は29日夕、急きょ会合を開いて対応を協議。終了後、石原会長は会見で、「(都知事選の対応が)執行部一任になったときに本人はいたが、残念ながら全員に何の話もなかった。正直申し上げてどういうことなのか」と不快感を示した。都連幹事長代行でもある萩生田光一官房副長官は同日の記者会見で「やや違和感を感じる。(立候補の)意思は会見ではなく、執行部に伝えるのが本来の対応だ」と批判。官邸幹部は「党として支援することは150%ない」と言い切った。

 党幹部は、前総務事務次官の桜…

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